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2016年10月17日月曜日

Kicadで基板作成はじめてみました.

前回のMakerFaireで基板作成する際にKicadに乗り換えようかなと思っていたのですが,結局納期優先でEagleで処理をしました.
少し余裕ができたのと,また必要にかられたのでKicadへの乗り換えを始めています.

使用したバージョンはKicad 4.0.2のWindows版. Mac版は最後のおまけに書いているのですが途中で挫折しました.


今回は

からスタートを試みました.

始めに Eeschema を使って回路図を書きます.
これは部品作成に若干手こずりましたが,特に問題なく実施ができました.

ちょっとわかりにくかったのは,
ERCをかける際,PWR_FLAGを電源だけでなくグランドにも指定する.
レギュレータの出力は部品ないにはフラグが入っているようなので,電源部品に繋いだ際は不要.(ERCにでるのでわかる)
あと部品を作る際,電源ピンとグランドピンの「エレクトリックタイプ」はともに「電源入力」でOK.
という点でしょうか.

 次に詰まったのはP. 20のCvPcbを起動するところ.
最新バージョンではランチャーにCvPcbはすでに存在せず,Eeschemaの中にアイコンがあるのでこちらから起動します.

流れは,回路図作成したら,Eeschema内でCvPcbを起動して部品とパッケージを割付して保存,Netlistを書き出してからPcbnewに移るといった具合.

その次に悩んだのは P. 21のフットプリントモードを選択して,「移動配置」→「すべてのモジュールを移動」 のところ.これもメニューが出てきませんでした.

原因はいくつかありうるのですが,
まずメニューの[表示]の中にある「描画キャンバスを表示に切り替え」 にしておかないと右ボタンクリックした時のメニューが異なるようです. (逆もまたしかりでOpenGLモードの時にしか表示されないメニューもある...)

次に部品の上で右ボタンクリックをして「グローバル移動/配置」を選んで「すべてのフットプリントを展開」を選べば部品がばらけます.

作図中に困ったこととして,リニアレギュレータを7805にしてパッケージでTO_SOT_Packages_THT:TO-220_Neutra123_Verticalとすると,この時点でラッツネストが切れています.
回路図でLM7805CTを選ぶとTO-220パッケージにしても問題なく配線がつながるようです.

最後はP. 27のべたパターン内に切り抜きを作るの項です
私の場合,何をどうやっても外形を右ボタンクリックしても「塗りつぶしゾーンの追加」が表示されないなと悩みました.

これも前述のメニューの「表示」の中にある「描画キャンバスを表示に切り替え」を選ぶと表示されるようになります.
押しのけ配線を使おうと思って「描画キャンパスをOpenGL(3D)に切替」しているとこうなります.

描画キャンバスの差によってメニューが何気無く違うのはハマりポイントのような気がします.
参考まで.


おまけ.

当初はMac版を使って試しました.
始めに使用した4.0.1は日本語表示にしてもメニューが日本語になっていませんでしたが,4.0.4にすると日本語で表示されるようになりました.
Eeschemaでは特に問題もなく回路図まで作成ができましたが,Pcbnewでメニューが表示されず詰まりました.Windows版ではメニューの「デザインルール」から「ネットクラスエディタ」を選んで配線の太さを変更するのですが,Mac版ではそもそも,文字のメニューが存在せず,たどり着けませんでした.
また,前述の描画キャンバスの差による影響か,右ボタンを押した際,マニュアルに書いてあるようなメニューが表示されないことが多発して断念しました.
ぼちぼちリベンジしたいと思いますが.
(これは原因がわかりました.解決方法はこちら

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